平成29年7月26日NHK
北九州 女子高校生が自殺 いじめあったか調査へ
ことし4月、北九州市にある私立高校に通う2年生の女子生徒が学校の近くで首をつって自殺しているのが見つかり、学校は第三者委員会を設置して女子生徒へのいじめがあったかどうかを調査することにしています。
ことし4月17日、北九州市の墓地の周辺で、市内の私立高校に通う2年生の女子生徒が首をつっているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。警察は現場の状況などから女子生徒が自殺したと見ています。
女子生徒が通っていた学校によりますと、亡くなる1週間前に行われた担任との面談では、いじめについての相談はなかった一方で、同級生のひとりに対しては、無料通信アプリのLINEを通じて「私に何かあったらあなたたちのせい。
後悔しても知らない」という内容のメッセージが送られていたということです。
学校は遺族の意向を受けて先月、全校生徒を対象にしたアンケート調査を行ったうえで、今月31日にいじめがあったかどうか詳しく調べるための、第三者委員会を設置することを決めました。
学校は「生徒が亡くなったことを重く受け止めている。第三者委員会によって真実を明らかにしていきたい」と話しています。