平成29年12月28日共同通信

山口の高2男子自殺、再調査決定 県知事が遺族に伝達

山口県周南市で昨年7月、県立高2年の男子生徒が自殺した問題で、村岡嗣政知事は27日、いじめが原因だったかどうかの再調査を実施する方針を決め、両親に伝えたと明らかにした。県庁で両親と面会後、記者団に語った。

県教育委員会は11月、他の生徒からのいじめがあったと認めたが「いじめのみを自殺の要因と考えることはできない」とする第三者委員会の調査報告書を公表。遺族側はいじめが原因として今月12日、知事宛ての再調査の要望書を送付した。要望書では第三者委の調査は不十分で、委員の人選も問題などと指摘している。

 自殺した男子生徒の両親から要望書を受け取る山口県の村岡嗣政知事=27日午前、山口県庁
 周南知事再調査
シェアShare on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

Post Navigation