平成28年1月23日 朝日新聞

いじめ有無、都調査へ 対策委、初の対応 都立高16歳自殺

東京都立高校1年の男子生徒(当時16)の自殺をめぐり、都教育委員会は22日、有識者らの対策委員会がいじめの有無を調査することを明らかにした。これまで生徒が通う高校が事実関係を調べてきたが、「さらなる調査が必要」と判断した。

都教委によると、男子生徒は昨年9月27日、山梨県のJR大月駅のホームから線路に飛び込み、特急列車にはねられて亡くなった。

生徒が通う高校は11~12月、全校生徒を対象にいじめに関するアンケートのほか、男子生徒と同じクラスや部活の生徒からも聞き取りをした。都教委は報告を元に、いじめで生徒の生命に重大な被害が生じた疑いがあると認められる「重大事態」に相当すると認定した。都の対策委による個別事案の調査は初めて。

男子生徒の母親の話では、生徒は亡くなる1カ月ほど前から「学校に行きたくない」と話していた。

朝日新聞の取材に対して、母親は「息子がなぜつらい思いをし、自ら命を絶つところまで追い詰められたのか。学校で何があったのか、真実を知りたい」と話している。(伊藤あずさ、貞国聖子)

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