平成28年11月23日 NHK新潟放送局
21日、新潟市で列車にはねられて死亡した高校1年生の男子生徒が「いじめ」について学校側に相談し自宅からは「いじめ」をほのめかす遺書のようなメモが見つかったことがわかりました。 新潟県の教育委員会は男子生徒はいじめを苦に自殺した可能性が高いとみて、教職員から聞き取りを行うなどして調査することにしています。 21日午前5時ごろ新潟市西区のJR越後線の線路内で、新潟市内の県立高校に通う15歳の1年生の男子生徒が列車にはねられ死亡し警察は現場の状況から男子生徒が自殺したとみています。 この男子生徒は、今月はじめ「校内でいじめられている」と学校側に相談していたほか、自宅からは、「死にたい」などと書かれたいじめられていたことをほのめかす遺書のようなメモが見つかったことが新潟県教育委員会などへの取材で分かりました。 学校では、22日、全校集会を開いて、男子生徒が死亡したことや、いじめの相談を受けていたことを生徒に伝えたということです。 県教育委員会は、男子生徒が、いじめを苦に自殺した可能性が高いとみて今後、教職員や生徒から聞き取りを行うなどして調査することにしています。