平成28年12月30日岩手日報 

 沿岸南部教育事務所管内の県立高校の男性教諭(38)が担任していた生徒への暴言や乱暴を繰り返し、男子生徒1人が不登校になっている問題で、県教委は29日、教諭を停職4カ月の懲戒処分にした。

管理監督責任を問い、同校の男性校長(60)も戒告処分とした。

 県教委によると教諭は2014年5月~16年5月、生徒を大声で怒鳴ったり黒板や教卓をたたいたりする威嚇的な行為や、他教員への中傷発言などを繰り返した。

 同3月には企業説明会を学級の約半数が無断欠席したことに激高し、「だからおまえたちはだめなんだ」「このばかども」と暴言を吐くなどした。

 教諭は男子生徒が1年生の時から担任。男子生徒は2年生の時の2者面談(15年秋)で強い指導を控えるよう教諭に伝えたが改善されず、16年4月から不登校になった。

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