平成30年11月29日付NHK

中学生自殺問題で調査部会初会合

東京・八王子市の中学2年の女子生徒が自殺した問題で、専門家で作る調査部会が初めての会合を開き、以前、部活動で起きたいじめについて聞き取りを行うなどして、自殺との因果関係の有無を調べる方針を確認しました。 東京・八王子市の中学2年生だった永石陽菜さん(13)はことし8月、電車にはねられて死亡し、現場の状況から自殺とみられています。 1年生のとき、同じ部活動の生徒からいじめを受けていたことがわかり、市の教育委員会は詳しい経緯を調べるため、弁護士など専門家による調査部会を設置していました。 28日夜は、調査部会の初めての会合が開かれ、今後、ほかの生徒や教員に聞き取りを行って、いじめの詳しい内容や自殺との因果関係の有無などを調べる方針を確認しました。 また、永石さんや保護者から相談を受けていながら、当初「いじめはなかった」としていた学校側の対応についても調査対象とすることになりました。 調査部会の部会長を務める松浦信平弁護士は「遺族の気持ちに寄り添いながら、何が起きたのかということをしっかりと明らかにしたうえで、今後に生かすべき教訓を見つけていきたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181129/0021922.html

 

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