2021年2月17日NHK

女子中学生自殺で第三者委調査へ

 去年11月、豊後高田市内の中学1年生の女子生徒が自殺し、市の教育委員会は、自殺の背景の解明を求める保護者の要望を受けて、いじめ防止対策推進法に基づく第三者委員会を設置して調査することになりました。

豊後高田市教育委員会によりますと、去年11月に、市内の中学校に通う1年生の女子生徒が学校を休んで自宅で自殺を図り、その日の夕方に亡くなりました。

市の教育委員会では、いじめがあったかなど自殺の背景を調査していましたが、女子生徒の保護者が事実解明が不十分だとして、教育委員会に対し、いじめ防止対策推進法に基づく第三者委員会の設置を要望していました。

その結果、市の教育委員会は第三者委員会を設置して調査することになり、今月19日に初会合が開かれるということです。

豊後高田市教育委員会は「生徒が亡くなった事実を重く受け止め、遺族の意向に応えられるよう事実を明らかにし、再発防止に向けて努めていきたい」とコメントしています。

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