平成29年10月25日朝日新聞福井版
池田中の自殺 知事「胸痛む」 県教委は5人派遣
池田町の町立池田中学校で今年3月に2年生の男子生徒が自殺した問題で、西川一誠知事は24日の定例会見で「非常に悲しいことであり、胸が痛む」と語った。その上で、「町がしっかり対応できるよう、県教委はバックアップしてほしい。
県も支援する」「学校や地域で動揺があってはいけない。安心して落ち着いた学校運営や授業ができるよう、県として可能な限り応援する」などと述べた。
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県教委は23日から、池田中と町教委に計5人の教職員を派遣した。
校長が19日に退職願を出して自宅待機になり、教頭が職務を代行している。学校の管理・運営を支えるため、県教委義務教育課の指導主事(50)と池田小学校の教諭(55)を派遣した。
男子生徒を叱責した、当時の30代の副担任(国語の教諭)も17日から休んでいるため、義務教育課の指導主事(46)を送った。
一方、町教委などには抗議の電話が殺到し、業務に支障が出ているため、県教委の職員2人を交代で派遣する。
(堀川敬部)