東広島の中2自殺 市議会委、陳情書を協議
東広島市の市立中2年男子生徒=当時(14)=が昨年10月に自殺した問題で、市議会文教厚生委員会は17曰、臨時委員会を開き、遺族から出された再調査などを求める陳情書の扱いを協議した。
委員8人のうち7人が出席し、臨時委員会を再度開き、まず市教委の受け止めを聞く機会を設けると決めた。
地方自治法に基づき強い調査権限を持つ特別委員会(百条委員会)を設置するべきだとの意見も挙かっていた。
この問題について、市教委が外部委員からなる委員会に調査を委嘱。調査委は今月、市教委に報告書を提出したが、事前に内容を示された遺族が納得できないとして再調査を求めている。
市議会の申し合わせでは、提出された陳情書は担当委員会の委員に配布されるだけで終わるが、今回は事態を重く受け止め、臨時委員会を開いた。
(新谷枝里子)中国新聞(2013年9月18日)