2020年3月14日付共同通信

いじめ再調査委が初会合、名古屋

 名古屋市名東区で2018年1月、市立中1年の斎藤華子さん=当時(13)=が自殺した問題で、市が設置した第三者による再調査委員会が14日、市内で初会合を開いた。弁護士の安保千秋委員長は「子どもが亡くなるのは重大な事態だ。事実関係を明らかにしたい」と話した。

 初会合では遺族への聞き取りを実施。春休み期間中にも当時の同級生100人以上から聞き取りを行う方針を決めた。市教育委員会の第三者委員会が「いじめは認められない」とした前回の調査結果の検証も同時に進めるとしている。

 出席した河村たかし市長は「市民の皆さんはぜひ本当のことを話して」と述べた。

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