【1月15日付 共同通信】

北海道教育委員会は15日、同級生の携帯電話が紛失するトラブルで昨年に教師から事情を聴かれた札幌市の道立高校の生徒が行方不明になり、4日後に遺体が見つかったと発表した。
道警によると、3年の男子生徒で、昨年10月に北海道留萌市の海で遺体が見つかった。
死因は水死で事件性はなく、自殺か事故とみている。遺書は見つかっていないという。
道教委によると、生徒は同級生が紛失した携帯電話を持っているのではないかと生徒指導担当の教師に指摘され、個室で20~30分間、事情を聴かれた。教師が受け持ちのクラスの様子を見るため約15分間離れたところ、生徒の姿が見えなくなった。
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【NHK札幌放送局】

[b]高校生 学校の調査後に死亡[/b]

道立高校の男子生徒が去年10月に、同級生が紛失した携帯電話をめぐり学校から事情を聴かれていたさなか行方がわからなくなり、4日後に遺体で見つかっていたことがわかりました。
道教育委員会に設置されている第三者委員会がいきさつを調べています。
道教育委員会によりますと、札幌市内の道立高校3年の男子生徒が去年10月に、同級生が紛失した携帯電話を持っているのではないかとして生徒指導担当の教師から呼び出され、校内の個室で事情を聴かれました。
その際、教師が40分ほど話をしたあと、いったんその場を離れて15分後に戻ると男子生徒は姿を消していて、行方がわからなくなったということです。
学校からの連絡を受けた両親が札幌の中心部などを探したものの見つからず、その4日後に道内の海岸で遺体で見つかりました。
道教育委員会は、当日の学校の対応に問題がなかったのか知りたいという両親の意向があることも受けて、教育委員会に設置されている有識者でつくる第三者委員会のもとで学校関係者などから聞き取りを行い、いきさつを調べています。
道教育委員会石狩教育局の村上明寛・局長は記者会見で「今回の事案を重く受け止めており、背景などについてしっかりと調査し再発防止につなげたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160115/5059101.html

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