平成28年4月13日 NHK山形放送局
遺族が損害賠償求める書面
天童市の女子中学生がおととし、いじめが主な原因で自殺した問題で、遺族側の代理人は12日天童市に対し、損害賠償を求める書面を出しました。
天童市の中学1年の女子生徒がおととし1月、死亡した問題をめぐっては、第三者委員会がいじめが主な原因で自殺したとする最終的な報告書をまとめました。
天童市立図書館で行われた12日の話し合いには、遺族側と天童市側のそれぞれの代理人の弁護士などが出席しました。
遺族側の代理人は話し合いのあと取材に応じ、学校に落ち度があったとして設置者である天童市に損害賠償を求める書面を市側の代理人に出したことを明らかにしました。
具体的な金額は明らかにされていません。
また、12日の話し合いでは遺族が天童市との話し合いがまとまった際には山本信治市長が会見の場で謝罪を行うよう、要望していることも伝えたということです。
遺族の代理人を務める安孫子英彦弁護士は「今回の請求は、天童市の責任を明確にしてほしいというものだ」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024170971.html?t=1460510599255