平成30年10月17日朝日新聞大阪本社版夕刊

陸上部顧問が体罰、蹴られた部員骨折 京都・乙訓高校

京都府長岡京市の府立乙訓(おとくに)高校の陸上競技部顧問の50代の男性教諭が2年生の男子部員(17)を蹴り、左腕を骨折させたことが府教委や同校への取材でわかった。

生徒は現在も入院中。教諭は同校の調査に対し、練習に遅刻したことに腹を立てて蹴ったと認め、反省しているという。

同部は12~13日に京都府内の大学で合宿した。13日に現地で解散した直後、教諭はこの部員を呼び、練習時間に遅れたことを注意。部員を後ろ向きに立たせて尻を蹴ろうとしたところ、かばった左腕にあたり、骨折したという。教諭は病院に連れて行き、保護者に謝罪した。藤本悟史・副校長は「あってはならないことで、再発防止に努めたい」としている。府教委は

今後、処分内容を検討する。

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