平成29年8月29日河北新報
<仙台中2自殺>市いじめ再調査委 来月23日に初会合
仙台市泉区の南中山中2年の男子生徒=当時(14)=が2016年2月に自殺した問題で、市は28日、いじめ防止対策推進法に基づき、市長が設置する第三者機関「市いじめ問題再調査委員会」の初会合を9月23日に開くと発表した。
委員会のメンバーは、任期2年の常任委員が県内外の社会福祉士、大学教授、弁護士ら4人。このほか、男子生徒の遺族が推薦した県外の弁護士、精神科医、教育学者の3人が臨時委員として協議に加わる。
委員会は初会合で正副委員長を互選し、郡和子市長から再調査の諮問を受ける。男子生徒の自殺を巡っては、奥山恵美子前市長が市教委の調査結果を受け、再調査の方針を決めていた。