平成2829日NHK仙台放送局

いじめ自殺で民事調停申し立て

 仙台市の中学1年の男子生徒がおととしいじめを受けたあと自殺した問題で、男子生徒の遺族が仙台市と加害生徒に対し事実の究明と責任の所在を明らかにするよう求め裁判所に民事調停を申し立てました。
おととし、仙台市の中学1年の男子生徒が同級生にからかわれたり仲間はずれにされたりするいじめを受けたあと自殺し、市の調査委員会は去年「自殺はいじめとの関連性があった」とする報告書をまとめました。
遺族の弁護士によりますと、生徒の遺族は報告書の中でいじめに関わったとされる生徒と仙台市に対し事実の究明や責任の所在について明らかにするよう求め9日までに仙台簡易裁判所に民事調停を申し立てたということです。
民事調停は民間から選ばれた調停委員2人と裁判官1人が立ち会い、協議によって解決が図られるもので、民事裁判よりも費用が安く、短期間で解決できるということです。
遺族側によりますと、加害生徒から遺族に今も直接の謝罪はないということで、男子生徒の父親はNHKの電話取材に対し「調停を通じて加害生徒には自分のしたことを振り返ってもらい責任の重さを感じて欲しいし仙台市にも反省してもらいたい」と話しています。
仙台市の奥山市長は9日の記者会見で「調停の申し立ては、学校とそれを管理する市がいじめに適切に対応していなかったというご遺族のお気持ちがあってのことだと考えている。

市としては、申し立てをしんしに受け止め対応していきたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160209/5755961.html

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