中2女子凍死、トラブル関わりない生徒らにもアンケートへ…当事者に直接聴取も

2021/06/05読売新聞

 北海道旭川市の公園で今年3月、当時中学2年の女子生徒が凍死した問題で、市教育委員会の第三者委員会は4日、女子生徒を巡るトラブルと直接関わりのなかった生徒らに7月以降、アンケートを実施することを決めた。対応が適切だったかどうか、市教委を調査対象とすることも決定し、市教委が11月末とした結果のとりまとめ時期にとらわれず、調査を尽くす方針も確認した。

旭川市役所
旭川市役所

 アンケートでは、トラブルを見聞きしたことがあるかなどを聞く。調査に協力する意向が確認できれば、聞き取りも行う。トラブルの当事者からも直接聴取するという。

 第三者委は4日、臨時委員ら4人が加わって8人体制となった。冒頭、旭川弁護士会の辻本純成弁護士が委員長に選ばれた。今後、女性を含む弁護士3人をさらに加え、7月上旬に予定する次回会合から11人体制で調査を進める。

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