平成29年8月31日読売新聞茨城版
いじめ防止条例化へ 検討委員会が初会合…取手・中3自殺

 取手市立中学校3年の中島菜保子さん(当時15歳)が自殺した問題で、いじめ防止対策推進条例の制定に向け、市教育委員会が設置した有識者の検討委員会が30日、藤代庁舎で初会合を開いた。市教委は来年4月の条例施行を目指す。
 委員長に長野雅弘・聖徳大児童学部教授、副委員長に学識経験者の松浦勉氏が選ばれた後、市教委が、いじめ防止の基本方針や、児童生徒の自殺などの重大事態を調査する常設の対策委員会設置などを盛り込んだ条例案の骨子を提示。委員からは「予防に重点を置いた条例にするべきだ」「子供の発信に周囲の大人が気付くことが重要」といった意見が出された。

シェアShare on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn

Post Navigation