【9月29日 朝日新聞宮城版】

ビニールシートの上に花束やジュースが置かれ、箱の中に手紙などがおさめられていた=仙台市内

いじめを受けて昨秋に自殺した仙台市立中学1年の男子生徒への献花が、台が撤去された後も続いている。台があった市内の公園には28日、花束の下に敷くビニールシートが新たに設けられた。
管理する市は「台がなければ不法占用ではない」として、撤去は求めない方針だ。
21日に設けられたとみられる献花台は、24日夜から25日朝の間に撤去された。誰が設置し、撤去したかはわかっていないが、撤去後も献花したり、手を合わせたりする住民らが途絶えない。
公園がある区の区役所公園課は、献花台が設けられたときは公有地の不法占用にあたると判断したが、28日に課長らが公園を確認。現状では不法占用にあたらないため、今後も定期的に点検して様子を見ることにした。

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