平成28年12月23日朝日新聞大阪版

 大阪府教育庁は22日、男子生徒の足や腕を蹴ったり馬乗りになったりするなどの体罰を加えたとして茨木市立中学校の男性教諭(36)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にし、発表した。教諭は前任校でも、体罰をしたとして減給1カ月の懲戒処分を受けていた。

 府教育庁によると、教諭は10月5日、校庭で体育大会の練習中、不真面目な態度を取ったように見えた1年生の男子生徒の髪の毛や耳を引っ張って体育館付近に連れて行き、太ももや右腕を蹴ったり、馬乗りになったりした。生徒は左ひじに全治10日間のすり傷を負ったといい、保護者が学校に連絡し、発覚した。

 教諭は前任の別の茨木市立中学校でも、授業中と部活の指導中に生徒の顔をたたいたり馬乗りになったりしたとして、2012年に処分されている。(石原孝)

 

 

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