平成28年3月8日付共同通信

広島で中3自殺、進路指導影響か 3カ月公表せず、原因調査へ 

 広島県府中町教育委員会は7日、町立府中緑ケ丘中の3年男子生徒(15)が昨年12月8日、自宅で自殺していたと発表した。いじめは確認されていないが、進路指導が生徒に影響を与えた可能性があり、第三者委員会を設置して調査を進める。

 町教委は、公立高校の選抜試験が終わった後の8日夜、経緯を説明するため記者会見するとしており、詳細を明らかにしていない。約3カ月間にわたり公表しなかった理由については「同級生の動揺を避けてほしいと遺族から要望があったため」と釈明している。

 

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