平成30年1月11日NHK青森放送局

生徒に体罰 教員2人懲戒処分

三戸郡内の中学校の男性教諭が部活動などで繰り返し体罰を加えていたとして、県教育委員会は減給3か月の懲戒処分にしました。処分を受けたのは、三戸郡内の中学校の46歳の男性教諭です。 県教育委員会が、10日の定例会で公表したところによりますと、この男性教諭は、平成27年8月から去年3月にかけて、部活動などの指導の際に、生徒4人の、ほおを平手打ちしたり、顔に、つばをはきかけたりする体罰を延べ100回以上、繰り返していたということです。 男性教諭は「ことばで指導しきれず、イライラして行為に及んだ」などと、体罰があったことを認めているということで、県教育委員会は、減給10分の1、3か月の懲戒処分にしました。 また、青森市の中学校の49歳の女性教諭を、女子生徒のしりを蹴るなどの体罰を加え、腰の骨にひびが入る大けがをさせたとして、減給10分の1、1か月の懲戒処分にしました。 県教育庁教職員課は「体罰の禁止は、これまでも機会あるごとに指導してきたが、引き続き、職員会議の場で指導するなど、さらなる徹底に努めたい」と話しています。

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