平成30年5月22日付NHK静岡放送局

磐田の中学校で女子生徒が転落か

今月18日、磐田市の中学校の屋外で2年生の女子生徒が倒れているのが見つかりました。 女子生徒は顔の骨などを折る大けがをしたということで、市の教育委員会は校舎3階のトイレの窓から転落したとみて当時の状況を調べています。 この学校では、ことし2月にも男子生徒が校舎4階から転落し大けがをしたばかりでした。 磐田市の教育委員会によりますと今月18日午後4時ごろ、磐田市立磐田第一中学校で、女性教諭が1階のトイレの外で何かが落ちる大きな音を聞き、外に出てみると2年生の女子生徒(13)が倒れていました。 女子生徒は病院に運ばれましたが顔の骨などを折る大けがをしていたということです。 教育委員会によりますと、女子生徒が倒れていた場所の近くの校舎のそれぞれの階には窓が付いたトイレがあり、女子生徒が直前に3階のトイレにいるのをほかの生徒が確認しているということです。 教育委員会は、女子生徒が3階のトイレの窓から転落したとみて、今後、生徒の回復を待って話を聞くなどじて、当時の状況を調べることにしています。 また、教育委員会によりますと、これまでいじめに関する報告などはないということです。 この学校ではことし2月にも当時1年生だった男子生徒が校舎4階のベランダから転落し、大けがをしたばかりで、市の教育委員会では、学校にカウンセラーを派遣するなどして生徒たちの心のケアにあたっていました。 磐田市の村松啓至教育長は「女子生徒が快方に向かうことを祈るとともに、生徒や保護者の心のケアを第一に、再発防止に全力を尽くしたい」とコメントしています。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034873181.html

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