平成29年5月14日河北新報

<日大東北高暴力問題>元教員を書類送

 日大東北高(郡山市)の相撲部顧問だった男性教員らが男子部員に暴力を繰り返していた問題で、郡山署は13日までに、傷害の疑いで、20代の元男性教員を書類送検した。
 送検容疑は昨年5月25日、稽古後の入浴中、当時1年生の男子部員の尻をデッキブラシで突き、1週間のけがを負わせた疑い。捜査関係者によると、元教員は同署の任意の聴取に容疑を認めているという。
 相撲部では昨年12月、元教員と当時の50代男性コーチが指導名目で、この男子部員に暴力を振るっていたことが発覚。同校によると、元教員らは同じ部員の頭をゴム製ハンマーでたたいたり、腕立て伏せの際にのこぎりを下に置いたりしていた。
 部員は昨年7月に転校した。日大によると、元教員は今年1月、大学本部に異動し自宅謹慎中。

男性コーチは昨年9月に依願退職している。

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