平成29年12月26日読売新聞夕刊
中1、飛び込み自殺か…東武東上線で人身事故
26日午後0時55分頃、東京都板橋区の東武東上線上板橋駅で、私立中1年の男子生徒(13)が通過中の準急電車にはねられ、死亡した。
男子生徒がホームから線路に飛び込む姿が目撃されていて、警視庁板橋署は自殺とみて調べている。
同署幹部によると、冬休み中だったが、男子生徒は午前中から登校して勉強していた。その後、部活動に参加し、途中で下校したという。
この影響で、同線は上下線52本で運休した。
平成28年5月17日 共同通信社
東京都品川区の東急大井町線荏原町駅で、いずれも13歳で中学2年の女子生徒2人が電車にはねられ死亡した事故で、2人が通っていた区立学校が16日、臨時保護者会を開き、教員による生徒への面談などの結果、2人に関するいじめや生徒同士のトラブルは「見られていない」と報告した。
品川区教育委員会によると、学校として今後、原因究明のための面談を行う予定はないが、生徒の心のケアは続ける。
保護者会では原因に関する質問が出たが、校長が「学校生活に起因するという情報は入っていないのが事実。
ご遺族も分からないと困惑している」と答えたという。
平成28年5月10日 読売新聞
中2女子2人、電車にはねられ死亡…自殺か
9日午後7時20分頃、東京都品川区中延の東急大井町線荏原町駅で、同区内に住む中学2年の女子生徒2人(ともに13歳)が、溝の口発大井町行き上り急行電車(6両編成)にはねられ、死亡した。
警視庁荏原署幹部によると、同駅は急行電車の通過駅で、電車がホームに入った際、2人が手をつなぐようにしてホームから線路に飛び降りたという目撃情報があるという。現場で手書きのメモのようなものが見つかり、同署は2人が一緒に自殺を図った可能性があるとみている。2人は同じ中学の同級生で、いずれも制服姿だった。同署は今後、家族らから事情を聞き、詳しい経緯などを調べる。
2人のうち1人の母親は10日未明、取材に応じ、「大型連休も家族でボウリングに行ったり、公園で遊んだりして楽しそうにしていた。9日朝も元気に『行ってきます』と出掛けた。亡くなったもう1人の子は部活も一緒で、一番仲の良い同級生だった」と話した。
東急電鉄によると、同線は上下53本が運休し、約1万6000人に影響が出た。
平成28年5月10日 朝日新聞
13歳少女2人、電車にはねられ死亡 東京・品川
9日午後7時20分ごろ、東京都品川区中延5丁目の東急大井町線荏原町駅で、都内の中学校の女子生徒2人が駅を通過中の急行電車にはねられた。2人は病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
警視庁荏原署によると、亡くなったのは、品川区に住む13歳の中学2年生の女子2人。同じ区立中学校の同級生という。目撃情報などから、2人は電車が駅を通過するのと同時にホームから手をつなぐ格好で一緒に飛び降りた。ともに制服姿だったという。現場から手書きのメモが見つかっており、署は、自殺の可能性が高いとみて調べている。
亡くなったうちの一人の母親(42)が10日未明、自宅前で取材に応じ、「まったく思いあたることがない。なんでこんなことになったのか」と声をつまらせながら話した。母親によると、亡くなったもう一人とは中学校からの友達同士で同じ演劇部に所属。この日の朝は普段通りに学校に行ったという。
東急電鉄によると、大井町線の大井町―大岡山間で事故発生直後から約2時間、運転を見合わせた。
上下計53本が運休し、約1万6千人に影響が出た。