平成28年12月29日 神戸新聞 

 兵庫県宝塚市内のマンションで市立中学2年の女子生徒=当時(14)=が転落死した事故で、同市教育委員会は28日、いじめを苦にした自殺の可能性があるとして、第三者委員会の調査を始めると発表した。来年夏ごろの最終報告を目指す。

 第三者委は、市教委常設の「いじめ防止対策委員会」。同日、市教委が「交友関係に悩んでいた」という生徒らへの聞き取り結果などを報告し、いじめの疑いがあるとして、調査を依頼した。

 第三者委は大学教授、弁護士、臨床心理士の3人で構成。さらに精神科医、弁護士、スクールソーシャルワーカーの3人を加える予定。第三者委の中村豊会長=関西学院大教授=は「事実を丁寧に確認し、経緯や背景の報告書を作成する」とコメントした。

 市教委は遺族から「しっかりと第三者委員会に調査してほしい」と伝えられており、調査結果を報告する。

(土井秀人)

 

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平成28年12月9日神戸新聞

 8日朝、兵庫県宝塚市内のマンションで転落死した中学2年の女子生徒(14)が遺書のようなメモを残していたことが8日、宝塚署への取材で分かった。自殺とみられ、同市教育委員会は、学校内でトラブルがあった可能性も含め、第三者委員会による調査を決めた。

 同署によると、生徒は同市南ひばりガ丘のマンションから転落。遺書は8~9階の外階段にあった生徒のかばんから見つかったという。同署は内容を明らかにしていない。

 市教委によると、生徒が通う学校で11月末に学校生活についてアンケートをしたが、生徒の回答にいじめに関する記述はなかった。

 一方、生徒の友人が今月1日、「(亡くなった生徒が)交友関係で困っているようだ」と学校に相談していたと説明。女子生徒から話を聞く予定だったという。

 市教委は「詳細を把握しているところだが、いじめの可能性も考えられる」とし、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態と判断。市教委の第三者委員会が調査を始める。

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